← 前のページ
ページ 161 / 194
次のページ →
翻刻
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 五
【右頁上段】
○矩(く)は方(けた)【かたヵ】なるをつくるもの也
匠人(しやうじん)の具(ぐ)なり曲尺(きよくしやく)なりま
がりがねといふ
○規(き)は円(まとか)なるをつくるもの也
俗(ぞく)にいふぶんまはし
○準(じゆん)【凖】は水(みづ)をもつて高下(かうげ)をは
かるものなり水(みつ)もりさげず
み垂準(すいじゆん)同じ
○縄(じやう)はなわを引(ひい)て物(もの)の高下(かうけ)を
はかるものなり番匠(ばんしやう)のもつ
すみつほなり墨斗(ぼくと)といふ
○/𣖯(しん)【木偏に竹+心】は竹筆(ちくひつ)なり䈜(しん)同じ
番匠(ばんしやう)のすみさしなり
○釿(きん)は手斧(てをの)なり
○鐁(し)は木(き)を平(たいらか)にするものなり
つき鐁(かんな)やり鐁(かんな)あり
【右頁下段】
矩(く)《割書:まがり| がね》
鐁(し)
《割書: かな》
《割書:やり| がん| な》
釿(きん)
《割書: てを| の》
規(き)《割書:ふんまは| し》
準(じゆん)《割書:さげ| ずみ》
鋸(きよ)
《割書:の|こ|ぎ|り》 鉋(はう)《割書: | | |つき| かん| な》
縄(じやう)
《割書:すみ|つ|ぼ》
𣖯(しん)
《割書:すみ| さし》
【左頁上段】
○鋸(つきかんな)は刀鋸(とうきよ)なり大(おほい)なるを前(まへ)
引(びき)といふのこぎりなり
○鉋(つきかんな)は木(き)を平(たいらか)にする具(ぐ)なり
推刀(すいたう)敲刀(かうたう)同
○鑿(さく)は鏨(のみ)なり三/分(ぶ)鑿(のみ)五/分(ぶ)
のみとてあり刻刀(こくたう)はくはのみ捲(けん)
鑿(さく)はまるの
○錐(すい)は円錐(ゑんすい)はつきとをし方(はう)
錐(すい)は四方(しはう)ぎり
○鑽(さん)は物(もの)をうがつ錐(きり)なりとを
しぎり三ツめぎりといふ
○槌(つい)はうつとよむ又かけや【掛矢・椓撃】といふ
もあり柊楑(さいづち) 椓撃(あいつち)
○鑢(りよ)は摩錯(まさく)の器(き)なりやすり
なり錯鏟(さくさん)ともに同
○鏨(せん)は金石(きんせき)をきるたがねなり
【左頁下段】
鑿(さく)
《割書:の| み》
鑽(さん)
《割書:き| り》
錐(すい)
《割書:き| り》
《割書:四| 方|き|り》
《割書:椓撃(たくげき)《割書:あいづち》》 《割書:柊楑(しうき)《割書: | |さい|づち》》
槌(つい)《割書:つち》
《割書:木(もく)|槌》
《割書:こ|づち》
鑢(りよ)
《割書:やすり》
鏝(まん)
《割書:こて》
鏨(せん)《割書: |たがね》 鎚(つい)《割書:かな| づち》
【上欄書入れ】119
【柱】頭書増補訓蒙図彙十 六