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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 二
すきぐし枇(ひ)はほそぐし挿(さう)
梳(しよ)はさしぐしなり
○髲(ひ)は髢(てい)と同かづらなり
𩫹(しゆ)【髟+巾】 鬠(くわい)もとゆひ
○壺(つぼ)は酒(さけ)をいるゝうつは物也
又/陶(とくり)ともいふ
○樽(たる)は酒(さけ)をいるゝうつはもの
なり木樽(もくそん)あり漆樽(しつそん)あり
瓦樽(くはそん)あり陶樽(たうそん)あり榼(かつ)【かふヵ】同
○瓶(へい)はかめなり水瓶(すいひん)酒瓶(しゆひん)
尿瓶(しひん)あり鉼(へい)同
○注子(ちうし)は水(みづ)さし湯盥(たうくはん)湯(たう)
釜(ふ)に湯(ゆ)のあつきとき水を
うめる具(ぐ)なり
○櫑(らい)は酒(さけ)をいるゝたるなり
雲雷(うんらい)のかたりをゑがくよつ
【右頁げ段】
髲(ひ)
《割書: かつら》 壺(こ)《割書:つぼ》
樽(そん)《割書: |たる》 瓶(へい)《割書:」|かめ》 注子(ちうし)《割書: |みづさし》
櫑(らい)
《割書: もたひ》
盃(はい)
《割書:さ|か|づ| き》 琖(さん)《割書: |ちよく》
【左頁上段】
て櫑といふ
○盃(はい)は盞(さん)ともにさかづき也
𨢩(しやう)【傷の人偏を酉偏に替える】とも書(かく)べし又/鸚鵡盃(あふむはい)
椰子盃(やしはい)瑪瑙盃(めなふはい)など有
○琖(さん)は猪口(ちよく)とも書(かく)なり
○巵(し)はさかづきなり玉巵(ぎよくし)と
いへり𨢩(しやう)【傷の人偏を酉偏に替える】同
○爵(しやく)はさかづきなり爵(すゞめ)は
淫乱(いんらん)なるものなり酒(さけ)を
のめば淫乱(いんらん)なるゆへに
さかづきに爵(すゞめ)をほり付
ていましめとすその盃(さかづき)
を爵(しやく)といふ又/爵炉(しやくろ)【爐】は香(かう)
炉(ろ)のかたち爵(すゞめ)に似(に)たれは
なり
○鼎炉(ていろ)【爐】は香(かう)をたくもの
【左頁下段】
巵(し)《割書:さかづき》 爵(しやく)《割書:すゝめかうろ| さかづき》
鍋(くわ)《割書:なべ》
《割書:鑊(くわく)|鏊(かう)|砂鍋(さくは)》 釜(ふ)《割書:かま》
鼎(てい)
爐(ろ)
《割書:かう| ろ》
鼎(てい)
《割書:あし|か|なへ》
甑(そう)
《割書:こ|し|き》
筋(ちよ)《割書:は| し》 火筋(くはちよ)《割書:ひばし》
【上欄書入れ】127
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 三