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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 三
【右頁上段】
なり
○鼎(てい)はあしかなへなり五
味(み)を煮(に)和(くわ)するうつはもの
なり方鼎(はうてい)あり円(ゑん)【圓】鼎(てい)あり
○甑(そう)は物(もの)をむすこしき也
鬵(しん)同■(へい)【単のツ冠を竹冠に替える。箄ヵ】はこしきのすだれ
炊巾(すいきん)はこしきぬのなり
○鍋(くわ)大なるなべを鑊(くわく)といふ
あさきなべを鏊(かう)といふ又/砂(さ)
鍋(くわ)はいりかはら
○釜(ふ)はかまなり鬴(ほ)䥖(てん)鍑(ふ)な
らびに同じ瓦釜(ぐわふ)はつち
がまなり
○筋(ちよ)箸(ちよ)櫡(ちよ)ならびに食(しよく)
筋(ちよ)なりはしなり
火筋(くはちよ)は火ばし
【右頁下段】
碗(わん)
《割書:盂(う)| |茶(ちや)|碗(わん)》 《割書:木椀(もくわん)》 碟(せう)《割書:さら》
匙(し) 《割書:薬匙(やくじ)》
《割書:飯(はん)|匙(し)》 《割書:茶(さ)|匙(じ)》 《割書:香(きやう)|匙(し)》 《割書:飯臿(はんさう)| いひ| かゐ》
盤(ばん)
《割書:托(たく)|ちや|だ| い》 《割書:盞(さん)|盤(はん)|さかづき| だい》 《割書:臺盤(だいばん)》 鉢(はち)
【左頁上段】
○碗は食碗(しよくわん)茶碗(ちやわん)あり木(もく)
椀(わん)磁椀(じわん)あり大なるを盂(う)と
いふ深(ふかき)を甌(おう)といふ今(いま)いふ天(てん)
目(もく)建盞(けんさん)なり
○碟(せう)は土(つち)の皿(さら)を磁碟(じせう)といふ木(き)
の皿(さら)を漆碟(しつせう)といふ碟(さら)は皿(さら)也
又/木(き)ざら楪子(ちやつ)
○香匙(きやうじ)は香(かう)すくひ
○飯匙(はんじ)は律僧(りつそう)禅家(ぜんけ)に
用(もちゆ)るものなり飯(はん)をすく
ひくふ物なり
○茶匙(さじ)は茶杓(ちやしやく)【𣏐。偏「木」旁「夕」】なり
○薬(やく)【藥】匙(じ)は医家(いか)に用(もち)ゆる
茶匙(さじ)なり
○飯(はん)■(さう)【亠+𦥔。元禄八年版は臿の異体字「𦥛」。揷の旁。】は今(いま)いふいゐがひ也
𣠺(さう)【木+簽】同し
【左頁下段】
《割書:じ|き|ろ|う》
盒(がう)
盆(ぼん)《割書:ほ|と|ぎ》 《割書:磁(じ)|盆(ぼん)|さはち》
甕(おう)
《割書:も| たひ》 《割書:瓿(ほう)》
《割書:汲桶(きうとう)《割書:つるべ》》
缶(ふ)
《割書:つるべ》
桶(とう)
《割書: をけ》 《割書:浴桶(よくとう)《割書: |ゆぶ| ね》》 《割書:提桶(ていとう)《割書:てを| け》》 酒桶(さかをけ)
【上欄書入れ】128
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 四