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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 四
【右頁上段】
○盤(ばん)はすべて物(もの)の台(だい)【臺】なり
円(まとか)【圓】なるを盤(ばん)といふしかれ
ども方(けた)なるをも通(つう)じて
盤(ばん)といふ事もあり
○台(だい)【臺】盤(だい)は今(いま)いふ三方(さんばう)なり
○托(たく)は茶碗(ちやわん)天目(てんもく)の台(だい)【臺】也/托子(たくし)
托盤(たくばん)並同又/槖(たく)につくる
○鉢(はち)は仏(ぶつ)【佛】氏(し)の盂(ほとぎ)なり鉄(てつ)
鉢(はち)あり銅鉢(どうはち)あり木鉢(もくはち)有
仏(ほとけ)【佛】のもち給ふは鉄鉢(てつはち)なり
○盞盤(さんばん)はさかづきの台(だい)【臺】なり
○盒(がう)は合子(がうし)なり今いふ食篭(じきろう)
なり本(もと)円(まろ)【圓】き器(うつはもの)なり今は方(けた)に
もするなり
○盆(ぼん)はまるきうつはものゝ名(な)
盎(あう)同/磁盆(じぼん)はさはち【砂鉢】なり
【右頁下段】
槽(そう)《割書:ふね》
《割書:さ|か|ぶ|ね 酒(しゆ)| 槽(そう)》 《割書:む|ま|ぶ|ね| 馬(ば)| 槽(そう)》
竃(さう)
《割書:かま| ど》
杓(しやく)
《割書:ひ|しや| く》
《割書:筅(せん)|帚(さう)|《割書:さゝ| ら》》
筅(せん)
《割書:ちや| せん》
篩(し)
《割書:ふ|る|ひ》
火(くわ)
《割書:ひ》
燧(すい)
《割書:ひ|うち》 爐(ろ)《割書:ひ| たき》
【左頁上段】
○甕(おう)もたい■(をう)【雍+厶+巫。訓蒙図彙は「罋」】瓮(をう)■(たん)【偏「金」旁「曇」。罎ヵ】■(たん)【偏「金」旁「曇」。罎ヵ】
共(とも)に同大なるを甕(をう)といひ小(すこしき)なるを
瓿(ほう)と云ともに酒(さけ)を入るつぼなり
○桶(とう)はおけなり提桶(ていとう)は手(て)をけ
浴桶(よくとう)はゆぶね杅同
○酒桶(さかをけ)は五/石(こく)入(いれ)十/石(こく)入ありよく
口(くち)をふうじてたくはふ
○缶(ふ)はつるべなり瓦(かはら)にてつくり
水をくむものなり綆(きやう)つるべなわ
繘(きつ)汲索(きうさく)ならびに同し
○汲槽(きうとう)は木(き)にて作(つく)りたるつるべ也
○酒槽(しゆさう)さかぶねなりこの槽(ふね)に
酒袋(さけぶくろ)を入しぼりて桶(おけ)に入たくはふ
○馬槽(ばさう)はむまふねなり馬(むま)の
四/足(そく)【『元禄八年版「馬の四足(すそ)」=裾(すそ)】するふねなり槽櫪(さうれき)は
むまだらいなり
【左頁下段】
《割書:合(がう)》
升(せう)
《割書: ます》
臼(きう)
《割書:うす》
杵(しよ)
《割書:き|ね》
筲(さう)
《割書:い|かき》【笊籬(いかき)】
籃(らん)
《割書:かご》 箕(き)《割書: |み》
【上欄書入れ】129
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 五