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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 五
【右頁上段】
○杓(しやく)は水をくむもの勺瓢(しやくへう)なら
びに同/俗(ぞく)にひしやくといふ
○筅(せん)は茶(ちや)を泡(あは)だつるものなり
悪茶(あくちや)を茶筅(ちやせん)にてふりたつる
を蟹眼(かいかん)【左ルビ「かにのめ」】といふ
○竈(さう)はかまどなり灶(さう)同 行(ぎやう)
竈(さう)はくどなり烓(けい)同
○篩(し)は簁と同又/籭(さい)とも書(かく)
へしふるひなり
○燧(すい)は木(き)をもみ石(いし)をすりて
火(ひ)をもとむるなり火鑚(くわさん)同
○炉(ろ)【爐】はひたきなり火函(くはかん)【凾】火牀(くはしやう)
ならびに同/地炉(ちろ)はすびつ俗
にいろり地炕(ちかう)同/焙炉(ほいろ)火燵(こたつ)
○火(ひ)は煨(わい)煻(たう)ならひにおき也
燼(じん)もへくひ焰(えん)炎(えん)ならびに
【右頁下段】
唾(だ)
壷(こ)《割書:ぢんこ》
《割書:さかつき》
觶(たん) 湯婆(たうは)《割書:たんほ》
婆(うん)
壷(こ) 觚(こ)《割書:さかつき》
罍(らい)
《割書:もた| ひ》
鐺(たう)
《割書:さし| なべ》
漏(ろ)
斗(と)《割書:じやうご》
【左頁上段】
ほのほ灰(くわい)はい煙(えん)けふり煤(はい)すゝ
○升(せう)は一/升(しやう)ます斗(と)はとます
十/龠(やく)【𠎤。「龠」の口を一つ外す】を合(がう)とし十/合(ごう)を升(しやう)
とし十/升(しやう)を斗(と)とし十/斗(と)を斛(こく)
とす概(がい)【槩】はとかきともますか
きとも又/斗格(とかく)とも書(かく)べし
○筲(さう)は竹器(ちくき)なり俗にいふ
いかき䈾(さう)䉛(をく)淘(たう)籮(ら)並(ならびに)同
○籃(らん)は竹器(ちくき)なり篭(かご)なり
筐(きやう)同かたみともいふ
○箕(み)は物を簸(ひる)ものなり
○臼(きう)はつきうすなり
○杵(しよ)はきねなり味噌(みそ)又は
餅(もち)をつく杵(きね)なり細腰杵(さいえうきよ)
は手(て)ぎねなり
○唾壺(だこ)【壷】は痰(たん)はきなり今按
【左頁下段】
彛(い)
《割書:たる》 簠(ほ)
尊(そん)【酋+寸】
《割書:たる》
笥(し)
《割書:はこ》
湯鑵(たうくはん)《割書:やくはん》 《割書:はん|だう【飯銅】》洗(せん)
【上欄書入れ】130
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 六