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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 六
【右頁上段】
するに塵壺(ぢんこ)【壷】の事か
○温壺(うんこ)【壷】はいにしへ湯(ゆ)を入て手(て)
足(あし)をあたゝむるものなり今
は花瓶(くはひん)にもちゆ
○觶(たん)はいにしへのさかづきなり
今は花瓶(くはひん)にもちゆよつて花(くは)
觶(たん)といふないり
○觚(こ)はいにしへのさかづきなり
唐音(たうゐん)にこれをこつふと云
今(いま)花瓶(くはひん)にもちゆ
○罍(らい)はもたいなり酒(さけ)を入る
ものなり雲雷(うんらい)のかたちを
ゑがくゆへ罍(らい)といふ
○鐺(たう)はなべのたくひ耳(みゝ)足(あし)有
酒鐺(しゆたう)薬(やく)【藥】鐺(たう)などあり
○湯婆(とうば)はたんほなり桐(きり)銅(あかゞね)
【右頁下段】
耳壷(じこ) 簋(き)
鍑(ふ)
《割書:さ|か|り》 風爐(ふうろ)
樏(るい)
《割書:わ|り|ご》
水(すい)
罐(くはん)《割書:みづ| かめ》
【左頁上段】
陶(つち)などにて作(つく)り湯(ゆ)を入て足(あし)
をあたゝむるもの也/脚婆(きやくは)湯媼(たうあう)
ともいふ今は酒器(しゆき)に用(もち)ゆ
○漏斗(ろと)は今いふ上戸(じやうご)なり酒(さけ)を
うつすものなり
○尊(そん)【酋+寸】はいにしへの酒(さけ)を入るたる
なり今は花瓶(くはひん)にもちゆ
○彝(い)【彛】は古(いにしへ)の酒尊(しゆそん)なり今(いま)香(かう)
炉(ろ)【爐】とす彝(い)【彛】炉(ろ)【爐】といふ
○笥(し)はげなり箱(はこ)の通称(つうせう)なり
食物(しよくもつ)又は/衣類(いるい)を入るはこなり
○洗(せん)は古(いにしへ)に盥洗(くはんせん)のすて水(みづ)をうくる
の器(き)也/俗(ぞく)にこれを飯銅(はんとう)といふ
○簠(ほ)は古(いにしへ)の祭(まつり)のうつはもの
なり黍(あわ)稷(きび)をもるものなり
○湯鑵(たうくはん)は湯(ゆ)をわかすなべなり
【左頁下段】
銅銚(とうてう)
《割書:てう| し》
銅提(とうてい)
《割書:ひ| さげ》 雪洞(せつたう)
囊(なう)
《割書:ふ|く|ろ》
吹(すい)
筒(とう)
《割書:ひ|ふ|き》
提爐(ていろ)
《割書:ちや| べんたう》
提(てい)
盒(がう)《割書:さげぢう》 鎻(さ)《割書:じや| う》
【上欄書入れ】131
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 七