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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 七
【右頁上段】
銅(あかゝね)にてつくるを銅鑵(とうくわん)といふ今
は薬鑵(やくわん)といふ
○耳壺(じこ)【壷】はいにしへの酒(さけ)を入る
つぼなり今は花瓶(くわひん)とす
○鍑(ふ)ははがまなり又くわんす
なり茶(ちや)を煮(にる)【煑】かまなり
○簋(き)は簠(ほ)と同し祭器(さいき)也
食物(しよくもつ)を入て先祖(せんぞ)にそなへ
まつるものなり
○樏(るい)は食物(しよくもつ)を入る物なり
今いふわりごなり
○風炉(ふろ)【爐】は茶炉(ちやろ)薬炉(やくろ)とも
に同又/釜櫓(ふろ)とも書(かく)べし塗(ぬ)
師(し)のふろは蔭室(ふろ)
○水缶(すいくはん)【罐】はみづを入るかめな
り罐(くわん)と鑵(くわん)と同
【右頁下段】
絹篩(けんさい)
《割書:き| ぬ|ぶ| る|ひ》 豆(とう)
薑(きやう)
擦(さつ)
《割書:わさ| びお| ろし》 麪杖(めんぢやう)《割書: | | |むぎ| を| し》
擂盆(らいぼん)
《割書:すり| ばち》 割刀(かつたう)《割書: |はうてう》
砧(ちん)
板(はん)
《割書:まな| いた》
【左頁上段】
○銅銚(とうてう)は今いふ銚子(てうし)なり
酒(さけ)をいるゝものなり
○銅提(とうてい)は今いふ提子(ひさげ)也
酒(さけ)をくはゆるものなり
○提炉(ていろ)【爐】は今いふ茶弁当(ちやべんたう)
なり又/携炉(けいろ)【爐】ともいふ
○提盒(ていがう)は今いふ提重(さげぢう)なり
又/行厨(あんちう)ともいふ
○雪洞(せつとう)は一に育(いく)とも云/茶(ちや)
炉(ろ)をおほふものなり竹に
紙(かみ)をはりてつくる
○囊(のう)は袋(たい)帒(たい)ならひに同
○吹筒(すいとう)は火ふきなり篍火(しうくは)
管(くはん)ともいふ今すつほんと
いふ火(ひ)ふきあり
○鎖(じやう)【鎻】は音(こゑ)未(いまだ)【左ルビ「す」】_レ詳(つまびらかなら)ひつを鎖(さ)【鎻】
【左頁下段】
糊(こ)
刷(せつ)《割書:のり|はけ》
天平(てんへい)《割書:てん|び| ん》 法馬(はうば)《割書: | | |ふん| ど| う》
秤(せう)
《割書:は| かり》
錘(つい)《割書: || |はかり| の|おもし》
橐(たく)
《割書:おび| ぶくろ》
【上欄書入れ】132
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 八