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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 九
【右頁上段】
俗(ぞく)にうちがへといふ
○/𨰉(さつ)【金+算+斤】は薬刀(やくたう)なりもとは草(くさ)を
きる具(ぐ)なり今(いま)はくすりきざ
みにもちゆ
○碾(てん)はもと農具(のうぐ)なり今は薬(くすり)
を粉(こ)にする具(ぐ)とすよつて薬(やく)
碾(てん)とも薬研(やげん)ともいふ
○櫃(き)はひつなり書物(しよもつ)衣服(いふく)を
入るものなり唐櫃(からひつ)半櫃(はんびつ)長(なが)
櫃(びつ)あり
○橱(ちう)は厨子(づし)なり書厨(しよちう)なり
又衣厨(いちう)といふもあり
○鑰(やく)は鍵(けん)鎰(えき)ならびに通(つう)じ
もちゆかぎなり
○帚(しう)は箒(しう)同/條帚(でうしう)はわら
はゝき掃帚(さうしう)はたけばゝき独(どく)
【右頁下段】
蓋(かい)《割書: | |きぬ| がさ》
凳(とう)
《割書:くら| かけ》
梯(てい)《割書: | |はし| ご》
炬火(こくは)
《割書:たい| まつ》
燎火(れうくは)
《割書:にはび》
唧筒(そくとう)
《割書:みづは| じ| き》
【左頁上段】
帚(しう)ははゝき木(き)はゝき棕帚(そうしう)は
すろはゝきなり
○檯(たい)は几案(きあん)のたぐひなり
食物(しよくもつ)の檯(たい)を飯檯(はんだい)といふ
○箱(はこ)は篋(けう)匣(かう)ともに同じ筥(はこ)
とも書(かく)なり屧(てう) 【訓蒙図彙は「屜」】はかけご【掛子・懸け籠】抽匣(ちうかう)は
引(ひき)ごしなり蓋(かい)はふたなり
○傘(さん)はからかさなり雨傘(うさん)は
あまがさ涼傘(りやうさん)はひがさ
○杖(じやう) 鳩杖(はとのつえ)は鳩(はと)は物(もの)にむせぬ
鳥(とり)なりよつて老人(らうじん)の物に
むせぬためとて杖(つえ)のかしら
に鳩(はと)のかたちをきさみたるを
鳩杖(はとのつえ)といふなり
○蓋(かい)はもろこしには車上に
たつるかさなり
【左頁下段】
爼(そ)《割書: | | |つく| え》 竿(かん)《割書: |さ| ほ》
標榜(へうはう)
《割書:ふだ》
胡床(こしやう)
《割書:あ| ぐ| ら》 署扁(しよへん)《割書: |がく》
【上欄書入れ】134
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 十