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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 十
【右頁上段】
○梯(てい)は俗(ぞく)にいふのぼりはし
なり又はしご
○凳(とう)はくらかけなり踏凳(たつとう)
ともいふ
○炬火(こくは)たいまつなりたち
あかしともいふ松明(せうめい)同
○燎火(りやうくは)にはびなり庭燎(ていりやう)
とも門燎(もんりやう)ともいふ神代(じんだい)より
はじまる禁中(きんちう)節会(せちゑ)に有
○唧筒(そくとう)は今いふ水はじき
なり火事(くはじ)のときもちゆ
又は庭(には)の樹木(じゆもく)に水をうつに
もちゆるなり
○俎(そ)は祭(まつり)にいけにへをのす
るものなりまないたと訓(くん)
ずつくえなり
【右頁下段】
渾儀(こんぎ)《割書:こんてんぎ》
磁(じ)
針(しん)
佛(ぶつ)
龕(がん)《割書:づし》 佛𫝶(ぶつざ)【座】
錫杖(しやくじやう)
花(け)
鬘(まん)
【左頁上段】
○胡床(こしやう)は俗(ぞく)にこれを床(しやう)
机(ぎ)といふ又あぐらとふ
○竿(かん)はさおなり笐(かう)は物
ほしさほ𥮕(かう)【竹冠に抗】同
○標榜(へうはう)はふだなりまた
簡版(かんはん)
○署扁(しよへん)は今いふ額(がく)なり
扁額(へんがく)扁牌(へんはい)ならひに同
○渾儀(こんぎ)は渾天儀(こんてんぎ)又は璇(せん)
璣玉衡(きぎよくかう)ともいふ日月の運(うん)
行(かう)をはかる物なり
○磁針(じしん)は磁石(ししやく)に針(はり)をさし
て東南(とうなん)をしるものなり広(くはう)
野(や)海上(かいしやう)にたづさゆる物也
○仏龕(ぶつがん)は今いふ仏像(ぶつざう)を
いるゝ厨子(づし)なり
【左頁下段】
椸(い)《割書:みそ|かけ》 《割書:い| かう》
木(もく)
魚(ぎよ)
鈴(れい)杵(しよ)
《割書:鈴(れい)|五鈷(ごこ)|三鈷(さんこ)|獨鈷(とくこ)》
手爐(しゆろ)
《割書:えがうろ》
寶(はう)■(ら)【偏「片」旁「票」】
《割書:ほ| らの| かい》
《割書:じゆず》
数珠(すうじゆ)
筁(きよく)
《割書:を》【「を」は元禄八年版「をい」】
【上欄書入れ】135
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 十一