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【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 十一
【右頁上段】
○仏座(ぶつざ)は蓮座(れんざ)なり獅子(しし)
座(ざ)須弥座(しゆみざ)荷葉座(かようざ)岩(いわ)
座(ざ)唐座(からさ)等(どう)なり
○華鬘(けまん)は西域(さいいき)の女(をんな)の首(かしら)
のかざりなり瓔珞(やうらく)なり頸(くび)
のかさりなり
○錫杖(しやくじやう)は梵(ぼん)には隙棄(げきき)
羅(ら)といふなり
○椸(い)は衣服(いふく)をかくるものなり
又/衣桁(いかう)とも衣架(いか)ともいふ
○木魚(もくぎよ)は木(き)にて鯨魚(くじら)のかたち
をつくりその声(こゑ)の大(おほい)なるにとれ
りよつて鐘(つりがね)を鯨(げい)といふ禅家(ぜんけ)
にもちゆ
○鈴(れい)は口金舌(こうきんぜつ)なり真言(しんごん)修(しゆ)
法(はう)の具(く)なり
【右頁下段】
押(おし)
桶(おけ) 石燈(せきとう)《割書:いしどう| ろ》
《割書:まなばし》
魚(ぎよ)
箸(ちよ)
《割書:摺疊椅(しうでうい)》 交椅(かうゐ)《割書:きよく| ろく》
神主(しんしゆ) 霊牌(れいはい)《割書: |いはゐ》
【左頁上段】
○杵(しよ)は独鈷(とくこ)三/鈷(こ)五/鈷(こ)の三色
ありともに真言家(しんごんけ)の具(ぐ)なり
○手炉(しゆろ)【爐】はえがうろ和尚(おしやう)上人(しやうにん)
是(これ)を持(ぢ)して仏前(ぶつぜん)にむかふ
○数珠(じゆず)は念珠(ねんじゆ)なり諸宗(しよしう)かは
りあり
○宝(はう)■(ら)【偏「片」旁「票」】はほらのかいなり海中(かいちう)
の梭尾螺(さひら)をふくなり法螺(はうら)と
も梵貝(ほんはい)ともいふ修験(しゆげん)の家又
は軍陣にふく
○筁(きよく)はおいなり山伏(やまぶし)のおふ
ものなり笈(おい)とも書(かく)べし
○押桶(をしおけ)は産(さん)のとき胎衣(ゑな)を
入る桶(おけ)なりまげ物にじて鶴(つる)
亀(かめ)をゑがく
○石灯(せきとう)【燈】は仏神(ぶつじん)の前(まへ)にあり
【左頁下段】
羽
子
板《割書:はごいた》 石碑(せきひ)《割書:いしぶみ》
酒(しゆ)
帘(きん)
《割書:さか| ばやし》
鎻(さ)《割書:く|さり》 鎹(そう)《割書: | | |かす|がい》
𣞙(さう)【壴+桑】
《割書:つゞみ| の|だ| う》
和(くは)
卓(しよく)《割書:おし| き》
草(さう)
薦(せん)
《割書:こも》
竹(ちく)
席(せき)
《割書:あ|じ|ろ》
【上欄書入れ】136
【柱】頭書増補訓蒙図彙十一 十二