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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 68

ページ: 68

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   【柱】頭書増補訓蒙図彙一         一 【右頁上段】 といふ木(もく)火(くは)土(ど)金(ごん)水(すい)の五/行(きやう)の 星(ほし)をめぐりて陰陽(いんやう)をなし歳(とし) をわす此(この)五/星(せい)を五/緯(い)ともいふ ○太極(たいきよく)は天地(てんち)いまたわかれず 陰陽(いんやう)わかれざるとき渾沌(まろがれ)たる 事/鶏子(とりのこ)のごとし溟滓(くゞもり)て牙(きざし) をふくめりこれを鴻毛(こうもう)の未判(びはん) といふ其(その)清(すみ)陽(あきらか)なるものは薄(たな) 靡(びき)て天(あめ)となり重(おもく)濁(にごる)ものは淹(とゞ) 滞(こほり)て地(つち)となるこゝにおゐて天(てん) 地(ち)開闢(かいひやく)して其間(そのあいだ)に万物(ばんぶつ)生(しやう)ず 開闢(かいひやく)以前(いぜん)を太極(たいきよく)といひ天地(てんち) 陰陽(いんやう)わかれたるを両儀(りやうぎ)といふ ○国常立尊(くにとこだちのみこと)は天地(てんち)既(すで)にわかれ て其中(そのなか)に物(もの)ありかたち葦牙(あしがい) 【右頁下段】 大極(たいきよく)     国常立(くにとこだち) 倭国(わこく) 【左頁上段】 のごとし則(すなはち)化(くは)して神(かみ)となる これを国常立尊(くにとこたちのみこと)といふ人の 始(はじめ)なり日本(につほん)を芦原国(あしはらごく)といふも 此(この)義(ぎ)なり是(これ)より天神(てんじん)七/代(だい)地(ぢ) 神(じん)五/代(だい)あひつゝきて人の代(よ)と なれり唐(もろこし)にては天地(てんち)開闢(かいひやく)し て盤古氏(ばんこし)はじめて出(いづ)是(これ)人の 始(はじめ)なりこれより三/皇(くはう)五/帝(てい)三/王(わう) とつゞきて人の代(よ)となる ○倭(やまと)は日本(につほん)を倭(やまと)と号(なづく)る事/天(てん) 地(ち)開闢(かいひやく)の後(のち)は地(ち)は皆(みな)山(やま)にして平(たいら) なし人の代(よ)となりて山(やま)をひら き平地(へいち)となして住(すめ)りよつて 日本(につほん)を山跡(やまあと)といふ義(ぎ)をもつて 倭国(やまとごく)とはいふなり 【左頁下段】 唐土(たうど)《割書:もろこし》     盤古氏(はんこし) 【上欄書入れ】31     【柱】頭書増補訓蒙図彙一         二