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【柱】頭書増補訓蒙図彙一 四
【右頁上段】
月/相対(あひたい)して月の光(ひかり)地(ち)の方(はう)に有
て天(てん)になし故(ゆへ)に満月(まんげつ)なり
○日蝕(につしよく)は日月/天(てん)に有て日(ひ)は上(かみ)
なり月は下(しも)なり朔日(ついたち)は日月の
会(くわい)なり日月/上下(しやうか)にありて道(みち)を
同(おなしく)して会(くわい)すれば地(ち)より見(み)るとき
は日は月のためにおほはる是(これ)を日蝕(につしよく)
といふなり
○月蝕(くはつしよく)は月はもと光(ひかり)なし日の
光(ひかり)を受(うけ)て明(あきらか)なるものなり日月
道(みち)を同(おなじう)して相(あひ)むかふ地(ち)は月にあた
るゆへに日の光(ひかり)地(ち)に遮(さへきつ)而(て)月蝕(ぐはつしよく)す
○星(ほし)は陽精(やうせい)なり陽精(やうせい)日(ひ)となる
日わかれて星(ほし)となる故(ゆへ)に日(ひ)生(しやうず)
とかきて星(ほし)とよむ
○斗(と)は北斗(ほくと)なり七/星(せい)有一二三四
を魁(くわい)とし五六七を杓(ひやう)とす揺光(ようくはう)は
【右頁下段】
日蝕(につしよく)《割書:むしばむ》 月 月蝕(ぐわつしよく)《割書:むしばむ》地影 地 日
星(せい)《割書:ほし》
《割書:日月/星(せい)を三/光(くはう)|といふ》
《割書:ほしのひかりを芒(ほう)と|いふ流星りうせい|よばいぼし》
斗(と)
枢(すう) 璇(せん) 璣(き) 権(けん) 玉衝(ぎよくかう) 開陽(かいよう) 揺光(ようくはう) 輔星(ほせい)
参(しん)《割書:からすき| ぼし》
【左頁上段】
破軍星(はぐんせい)なり輔星(ほせい)はそへぼし也
○参星(しんせい)は西方(さいはう)七/宿(しゆく)の一なり俗(ぞく)
に是(これ)をからすきぼしといふ也
星(ほし)の列座(れつざ)からすきに似(に)たり
○昴星(ばうせい)は西方(さいはう)の一/宿(しゆく)なり旄(はう)
頭星(とうせい)ともいふ俗(ぞく)にすばる星(ぼし)と
いふ是(これ)なり星(ほし)の列座(れつざ)間(あひ)せまく
してすばりたり
○牽牛(けんぎう)は星(ほし)の名(な)おたなばたなり
ひこぼしともいふ又/河鼓星(かこせい)とも
いふ七月七日/織女(しよくぢよ)牽牛(けんぎう)に嫁(か)す
と桂陽(けいやう)の武丁(ぶてい)といふ仙人(せんにん)がいひし
より七夕(たなはた)といふ事/始(はじま)れり
○織女(しよくぢよ)は星(ほし)の名(な)めたなばたなり
七月七夕/瓜菓(くは〳〵)を庭上(ていしやう)にそなへ五
色(しき)の糸(いと)を竿(さほ)に掛(かけ)て願(ねか)ふことをいのる
に三/年(ねん)の内(うち)に必(かならず)かなふと也/是(これ)を乞(きつ)
【左頁下段】
織女(しよくぢよ)《割書: | |たな| ばた| づめ》
天漢(てんかん)
《割書:あまの| がは》
牽牛(けんぎう)
《割書:ひこ| ぼし》
昴(はう)《割書:すばる| ぼし》
孛(はい)
《割書:ぼつせい》
彗(せい)
《割書:ずい| | はゝき| ぼし》
【上欄書入れ】34
【柱】頭書増補訓蒙図彙一 五