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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 72

ページ: 72

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    【柱】頭書増補訓蒙図彙一         五 【右頁上段】 巧奠(こうでん)とも七夕祭(たなはたまつり)ともいふ ○天漢(あまのかは)は天河(てんか)とも銀河(きんか)ともいふ七夕 に烏鵲(うじやく)翼(つはさ)をのべて橋(はし)とし此(この)河(かは)を渡(わた)し 牽牛(けんぎう)織女(しよくぢよ)の二/星(せい)あひ合(あふ)といへり ○孛星(ほつせい)は妖星(ようせい)なり此(この)星(ほし)出(いづ)るとき は旧(ふるき)をのぞきて新(あたらしき)に改(あらため)又は火災(くはさい)に たゝるの瑞(ずい)有/俗(ぞく)に是(これ)を御光星(ごくはうぼし)と云 ○彗星(はゝきぼし)は妖星(ようせい)なり色(いろ)青(あをき)は王候(わうこう)【「候」は「侯」ヵ】死(しす) 赤(あかき)は強国(きやうこく)おこる白(しろき)は兵乱(へうらん)おこる天(てん)下 に災(わざはひ)あるときあらはるゝ星(ほし)なり ○太白星(たいはくせい)は金星(きんせい)なりあかぼしとな づく俗(ぞく)にあかつきの明星(みやうじやう)といふ日にさ きだちて出(いづ)るなり啓明(けいめい)ともいふ ○虚空(こくう)はそらともおほぞらとも よむ太虚(たいきよ)太空(たいくう)ともいふ天(てん)なり天は 円(まとか)にして空々(くう〳〵)として物(もの)なくかたち なしよつて虚空(こくう)となつく 【右頁下段】 太白(たいはく) 《割書:あか| ぼし》 日出 虚空(こくう)《割書: |そら》 霧(む)《割書:きり》 煙(ゑん) 《割書:け|ふ| り》 【左頁上段】 ○霧(きり)は陰陽(いんやう)のみだれより生ず 地気(ちき)のぼつて天気(てんき)応(あふ)ぜざるを 霧(む)といふ天気(てんき)くだつて天気(てんき)応(あふ)せ さるを雺(ぼう)といふ風(かぜ)吹(ふい)て土をふら すを霾(つちふる)といふ ○煙(けふり)は火(ひ)の昇(のほ)る気(き)なり烟(けふり)同し 又/水(みづ)より煙(けふり)いづる ○長庚(ゆふづく)は金星(きんせい)なり日(ひ)におくれ て入/是(これ)を長庚星(ちやうかうせい)といふ俗(ぞく)に是(これ) をよひの明星(みやうじやう)といふ ○風(かぜ)は大塊(だいくわい)の噫気(あいき)なり陽(よう)の体(たい) にして散(さん)じて陰(いん)の用(よう)となる故(ゆへ)に 風(かぜ)吹(ふく)ときは土(つち)必(かならず)かはく又/旋風(せんふう)飊(へう) 風(ふう)はつじかぜ ○露(つゆ)は夜気(やき)露(つゆ)となる陰(いん)の液(ゑき)也 白虎通(びやくこつう)に露(つゆ)は霜(しも)の始(はじめ)なりと いへり露(つゆ)をばをくといふ降(ふる)といわず 【左頁下段】 長庚(ちやうかう) 《割書:ゆふづく》 入日 風(ふう)《割書: | |かぜ|のわき》 露(ろ)《割書:つゆ》 【上欄書入れ】35     【柱】頭書増補訓蒙図彙一         六