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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 75

ページ: 75

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    【柱】頭書増補訓蒙図彙二         八  【右頁上段】 高巓(かうてん)ともいふ ○坂(さか)は坡坂(ははん)なり山中(さんちう)の高(たか) くけはしき所なり小坂(こさか)を嶝(とう) といふ磴(とう)同し ○嶽(だけ)はけはしき高山(かうざん)をいふ 山城(やましろ)如意嶽(によゐがだけ)近江(あふみ)の比良(ひら)の が嶽なとなり ○谷(たに)は両山(りやうさん)の中(なか)の流水(りうすい)なり 渓(けい)谿(けい)同し水(みつ)谿(けい)にそゝくを谷(たに) といふ山(やま)の間(あいた)に水あるを澗(かん)と いふたにがはとよめり ○丘(おか)は土(つち)の高(たか)き所(ところ)をいふ又/四方(しはう) たかくして中央ひくきを丘(きう)といふ ともあり阜(ふ)同狐(きつね)死(し)するとき は丘(をか)を枕(まくら)とす  ○盤(ばん)は大石(たいせき)なり盤石(ばんじやく)ともいふ 俗(ぞく)に大盤石(たいばんじやく)といふは重言(ぢうごん) 【右頁下段】 谷(こく)《割書: |たに》 丘(きう) 《割書: をか》 嶽(かく) 《割書: だけ》 盤(ばん)《割書: |いは》 【左頁上段】 なるべし ○巌(かん)はいはほなりさゞれ石(いし) のいはほとなりてとよめるなり 石窟(せきくつ)を巌(がん)といふ石(いし)のするど にしてたかくそびへたるをいふ 詩経(しきやう)に維石巌々(これいしがん〳〵たり)といへり 岩(がん)同 ○崖(かけきし)は山辺(さんへん)なり山(やま)の一/片(へん)に そはだちのそみたるをいふ厓(かい) 同し又/懸崖(けんかい)ともいふかけぎし 補/俗(ぞく)にがけといふなり ○瀑(はく)は滝(ろう)とも書(かく)なりながれ おつる色(いろ)白(しろ)くして布(ぬの)を瀑(さらす)が如(ごと) くなるによつて瀑布(はくふ)とも云 日本にも布引(ぬのびき)のたきといふ ありもろこしには廬山(ろさん)に名(な) 高(だか)き滝(たき)あり又/滝(たき)を飛泉(ひせん) 【左頁下段】 巌(がん)《割書: |いはほ》 瀑(はく) 《割書: たき》 崖(かい) 《割書:かけ| ぎし》 【上欄書入れ】38     【柱】頭書増補訓蒙図彙二         九