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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 76

ページ: 76

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■   【柱】頭書増補訓蒙図彙二         九  【右頁上段】 ともいふ ○桟(さん)は棚(はう)なり閣(かく)なり木(き)を閣(かく) して道(みち)をなすを桟道(さんどう)とも閣(かく) 道(どう)ともいふ《割書:補》けんその山坂(やまさか)補【□の中に「補」】道(みち) きれて通(かよ)はれざるに橋(はし)をかけて 道(みち)としかよひとするをいふ ○洞(ほら)は深(ふかく)通(つう)ずるを洞(とう)といふいは あなありて道(みち)を通(つう)ずる所(ところ)也 仙洞(せんとう)は仙人(せんにん)のすむ洞(ほら)なり峒(とう)同じ 山に岩穴(がんけつ)ありて袖(そで)に似(に)たるを 岫(しう)といふくきなり ○麓(ふもと)は山足(やまのふもと)なり林(はやし)山(やま)につゞく を麓(ろく)といふ麓(ろく)は鹿(しか)のあるところ かるがゆへに字(じ)鹿(しか)に従(したがふ)【从】なり鹿(しか)は このんで林(はやし)にすめばなり ○林(りん)は平地(へいち)にして叢(むらがる)木(き)ある所を林(りん) といふ又/野外(やぐはい)を林(りん)と云/樹林(じゆりん)松林(せうりん)竹(ちく) 【右頁下段】 桟(さん)《割書:かけ| はし》 麓(ろく)《割書:ふ| もと》 洞(とう)《割書: |ほら》 【左頁上段】 林(りん)などいへり木(き)のあつまり生ず るを林(りん)といひ草(くさ)のあつまり生ず るを薄(はく)といふ薄(はく)はくさむら叢(さう)同し ○岬(みさき)は山(やま)のかたはらなり海(うみ) などへつき出(いて)たる所をいふ也 越前(えちぜん)に金岬(かねがみさき)などいふ所有 ○村(むら)は人のあつまりゐる所也 村落(そんらく)といふ本(もと)は邨(そん)につくる字(し) 通(つう)に経史(けいし)に村(そん)の字(じ)なし邨(そん)は 邑(ゆう)に従(したが)【从】ひ屯(あつまる)に従(したがふ)【从】別に村(そん)につく るは非(ひ)なり今(いま)通(つう)じもちゆ 邑(ゆう)同し ○川(せん)は穿(せん)なり地(ぢ)を穿(うがつ)てなが るゝの心をもつて川(せん)となづく又 河(かは)とも書(かく)なり補【□の中に「補」】大なるを大 河といひ小なるを小川といふ なり補【□の中に「補」】江はゑなり 【左頁下段】 林(りん)《割書: |はや| し》 岬(かう) 《割書:みさき》 川(せん) 《割書: かわ》 村(そん) 《割書:む| ら》 【上欄書入れ】39     【柱】頭書増補訓蒙図彙二         十