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【右頁上段】
畝(ほ)【左ルビ「うね」】町(てう)【左ルビ「まち」】畔(はん)【左ルビ「くろ」】
○畔(はん)は田(た)の界(さかひ)なりぐろとも又は
あぜともよむなり又/塍(せう)【左ルビ「ぐろ」】堘(せう)【左ルビ「あせ」】同じ
周(しう)の国(くに)には耕(たがやす)ものは畔(くろ)を譲(ゆづる)と
いふなり
○溝(みぞ)は田間(でんかん)の水(みづ)なり溝(かう)は構(かう)なり
たてよこにまじへかまへたるなり
渠(きよ)同
○独梁(ひとつばし)は独木梁(どくぼくりやう)ともいふなり
又/狐橋(こきやう)ともいふ丸木(まるき)ばし一本(いつほん)
橋(ばし)などいふ
○塚(つか)は平(たいらか)なるを墓(ぼ)といひ土(つち)を
封(はう)ずるを塚(ちよう)といふ又すぐれて
高(たか)きを墳(ふん)といふともにつかなり
塚(つか)のうへにしるしの木(き)をうゆる
事なり
○場(ちやう)は五穀(ごこく)をおさむる圃(はたけ)なり
【右頁下段】
畔(はん)
《割書: ぐろ| あぜ》
塚(ちよう)《割書: |つか》
溝(かう)《割書: |みぞ》
田(でん)
《割書: た》
独梁(どくりやう)
《割書:ひとつ| ばし》
【左頁上段】
土(つち)を築(きつく)を壇(だん)といふ地(ち)を除(はらふ)を
場(ぢやう)といふ神(かみ)をまつる所なりと
あり農民(のうにん)の米穀(へいこく)をこなす所
を場(ぢやう)といふ又ほしばなどゝいふ
市場(いちば)売場(うりば)などいふ又/塲(ば)とも
かくなり
○井(せい)は伯益(はくゑき)といふ人くつりはじ
め給ふなり鴆(ちん)は毒鳥(どくてう)なり羽井(はねゐ)
の内(うち)におちて人その水(みづ)をのめば
死すよつて井(ゐ)のもとに桐(きり)を
うゆ鴆(ちん)は鳳凰(はうわう)を懼(をそる)鳳凰(はうわう)は梧(き)
桐(り)にすむものなれば鳳(はう)のゐ
んことを鴆(ちん)に懼(おそれ)しめん為(ため)也
○幹(かん)は井垣(せいゑん)なりとあり俗(ぞく)に
いげたゐづゝといふ井筒(ゐづゝ)と書(かく)
はあしゝ韓(ゐづゝ)のかたはらに竹(たけ)を
うゆべし鳳凰(はうわう)は竹(たけ)の実(い)をくら
【左頁下段】
塲(ちやう)
《割書: ば》
幹(かん)
《割書:い| づゝ》
井(せい)
《割書: ゐ》
【上欄書入れ】41
【柱】頭書増補訓蒙図彙二 十二