Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 311 (1) - ページ 85

ページ: 85

翻刻

    【柱】頭書増補訓蒙図彙三         十八 【右頁上段】 の礼(れい)は門屏(もんへい)にいたりて粛(しゆく) 敬(けい)をくはふるなり ○扉(とびら)は木(き)にて作(つく)るを扉(ひ)といふ 竹(たけ)にてつくるを扇(せん)といふ門扉(もんひ)は 戸扉(こひ)柴扉(きいひ)【さいひヵ】竹扉(ちくひ)などいふ ○磚(せん)はしきがはらなり又/㼾(ろく) 甎(せん)ともいふ又/壁磚(へきせん)ともいふ 塼(せん)磚(せん)並同/禅堂(せんたう)などに有 ○砌(みぎり)は階甃(かいしう)なりいしだゝみ俗(ぞく) にいふいしかき通(つう)じて庭(には)の 事なり ○宮(みや)は唐(もろこし)にては至尊(しそん)の居所(ゐどころ) を宮(きう)といふ和朝(わてう)にては神(かみ)の 居(ゐ)たまふ所を宮(きう)といふ又/社(しや) とも祠(し)ともいふなり ○華表(とりゐ)は神前(しんせん)にたつる鳥(とり) 井なりとりゐといふ事は神(しん) 【右頁下段】 樓(ろう) 《割書:たか| どの》 雪(ゆ) 打(た) 宅(たく) 《割書:いゑ》 櫺(れい) 《割書: まど》 【左頁上段】 門なりともいふ又/天(てん)の字(じ)のかた ちなりともいふ鳥井(とりゐ)と名づくる 事/火災(くはさい)をさくるのこゝろの名なり ○瑞籬(みづがき)は神前(しんぜん)社前(しやせん)のかき也 玉垣(たまがき)ともいふ不浄(ふじやう)の人これ より内(うち)へ入(いる)べからず ○楼(たかどの)は重屋(ちやうをく)なり高(たか)くかさね 上(あげ)て物見(ものみ)をするなり今(いま)俗(ぞく) にちんといふ ○櫺(れい)は隔子(かくし)なり櫺子(れんじ)なり俗(ぞく) にむしこといふ木(き)のまどを櫺子(れんじ) といふ土のまどを土窓(つちまど)といふ ○雪打(ゆた)は仏殿(ぶつでん)楼閣(ろうかく)又は二/階(かい) などに有物なり雨(あめ)雪(ゆき)などの 打(うち)かゝるをうくるものなり俗(ぞく) にあま戸(ど)といふなり 【左頁下段】 厨(ちう) 《割書:くり|  や》 窖(かう)《割書:あな| ぐ|  ら》 【上欄書入れ】48     【柱】頭書増補訓蒙図彙三         十九