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【柱】頭書増補訓蒙図彙三 二十三
【右頁上段】
台(たい)といふ台上(たいしやう)に屋(をく)を架(か)する
を台門(たいもん)といふ又/楼台(らうたい) 舞(ぶ)
台(たい)歌台(かたい)うてな
○櫓(やぐら)はやぐらなり城上(じやうじやう)の望(ばう)
楼(ろう)なり狭間(さま)をあけて歒(てき)の
多少(たしやう)をうかゞひのぞみ弓(ゆみ)鉄(てつ)
炮(はう)をいだす所なり又/戦棚(せんはう)と
もいふなり
○桟敷(さんじき)は見物(けんぶつ)の棚(たな)なり桟(さん)
敷(じき)はうつ又はかけるなどゝいふ
べからず桟敷(さんじき)かまゆるといふ
べしとぞ
○蹴鞠坪(しうきくのつぼ)といふは鞠蹴場(まりけば)也
四/本(ほん)がゝりとて四/隅(すみ)に松竹
桜(さくら)楓(かへで)をうゆるなり鞠(まり)はもろ
こし蚩尤(しゆう)がかうべをかたどり
てける事なり
【右頁下段】
臺(たい)
《割書: うてな》
桟(さん)
敷(じき)
櫓(ろ)《割書:やぐ| ら》
蹴(しう)
鞠(きくの)
坪(つぼ)
【左頁上段】
○輪蔵(りんざう)は一切経(いつさいきやう)を入/置(をく)蔵(くら)也
転(まわる)やうにこしらへたるによつて
輪蔵(りんざう)とも転蔵(てんざう)とも経蔵(きやうざう)と
もいふ一/度(と)転蔵(てんざう)をまわせば一
切経(さいきやう)を転読(てんどく)したる道理(だうり)なり
前(まへ)に居(ゐ)るは傅大士(ふだいし)といふ人なり
仏(ぶつ)在世(ざいせ)一/切経(さいきやう)を守護(しゆご)せし人也
○護朽(こきう)は今いふ擬宝珠(ぎぼうし)なり
橋(はし)又は高欄(かうらん)にあり
○枅(ひぢき)は臂木(ひぢき)と俗(ぞく)に書(かく)雲(くも)がた
をほり付(つく)るゆへに雲臂木(くもひぢき)と云
曲(まかれる)枅(ひぢき)を栱(けう)とも欒(らん)ともいふ枓(ますがた)
をのする木なり
○枓(ますがた)は柱(はしら)の上の四/角(かく)なる栱(ます)
斗なり方枓(はうと) 栱枓(けうと) 枡枓(せうと)
ともいふ又は欂櫨(はくろ)ともいふ
○桁(けた)は屋(いゑ)の横木(よこぎ)なり又足がせ
【左頁下段】
輪(りん)
蔵(ざう)
護(ご)
𣏓(きう)【木+亐】
【上欄書入れ】53
【柱】頭書増補訓蒙図彙三 二十四