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【柱】頭書増補訓蒙図彙四 八
【右頁上段】
○陶家(たうか)は土(つち)にて
茶碗(ちやわん)鉢(はち)皿(さら)などを
つくるものをいふ陶(たう)
冶(や)ともいふ《割書:補》瓦工(ぐはこう)は瓦(かはら)
さいくしなり舜(しゆん)
河濱(かひん)にすへものつ
くりすといへりしか
れば此さいくは舜(しゆん)を
はじめとするか
○冶(や)は鋳匠(たうしやう)とも
炉匠(ろしやう)ともいふ《割書:補》鍋(なべ)釜(かま)
火鉢(ひばち)其外(そのほか)金(かな)どう
具(く)をゐるものなり
唐(もろこし)の蚩尤(しゆう)といひし
ものつくりはしめし
とかや
【右頁下段】
陶家(たうか)
《割書: すへもの| つくり》
冶(や)《割書: |ゐもの| し》
【左頁上段】
○鬼(き)は人(ひと)死(し)して
肉(にく)骨(こつ)は土(つち)に帰(き)【皈】し
血(ち)は水(みづ)に帰(き)【皈】し魂(こん)
気(き)は天(てん)に帰(き)【皈】すそ
の陰気(いんき)せまり
存(そん)して依(よる)ところ
なしかるがゆへに
鬼(き)となる
○仙(せん)は遷(せん)なり飛(ひ)
行(ぎやう)してこの山(やま)より
かしこの山へうつ
るゆへに仙人(せんにん)と名(な)
づく《割書:補》唐(もろこし)にはあまた
有/和朝(わてう)にも久米(くめ)
の仙人(せんにん)とて有
【左頁下段】
鬼(き)《割書:おに》
仙(せん)《割書:やま| びと》
【上欄書入れ】62
【柱】頭書増補訓蒙図彙四 九