翻刻
【右丁】
豆腐(とうふ) 厚(あつ)さ三四分くらゐに切り壱ツ〳〵紙(かミ)につゝみて
木灰(きはい)の中へ半時(はんとき)ばかり埋(うづ)みおき取出(とりだ)しよろしき
位(くらい)にきり前法(せんはふ)のごとく砂糖(さとう)にて煮(に)つめるなり
椎茸(しいたけ) 随意(こゝろまゝ)にほそく切り水にてあらひよくしほり前
法のごとく砂糖にて煮(に)つめるなり
椎茸(しいたけ)と豆腐(とうふ)との二品は湯煮(ゆに)するに及はず
右之外/一切(いつさい)のもの湯煮せざるものなしとしるべし
【左丁】
鼎左秘録附録
国華山人述
○煉羊羹(ねりようかん)の方
白小豆(しろあつき) 壱 合《割書:こしあんに製し置》
雪白砂糖(ゆきしろざたう) 八拾匁
氷砂糖(こほりざとう) 弐拾匁
白(しろ)かんてん 四寸五分《割書:是は別器にて水煮|しておくなり》
水(みづ) 壱合
右五味合せて文武火(つよからずぬるからぬ)にてゆる〳〵とにるなり