東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】  右四品/微火(ぬるきひ)にて誠(まこと)にゆる〳〵とたき箆(へら)にてすくひ上るに  ばた〳〵として落(おつ)るくらゐになるまで煮(に)つめるなり   ○又方  赤小豆(あつき)をよく煮(に)て擂盆(すりばち)にてよくすり随分(ずいぶん)細(こまか)になる迄  すりて篩(ふるひ)にて漉(こ)し淪(い)させおき生木綿(きもめん)か布(ぬの)かに少しづゝ  入れかたく絞(しぼ)るなり    此しぼり粉  百目    白砂糖    百目    水      五拾匁 【左丁】   是は何(いか)ほどにても右の割合(わりあひ)をもつて用ゆる也  右/砂糖垢(さとうあか)の去(さ)りやうはよき山(やま)のいもの皮(かは)をさりて少(すこ)し  ばかり砂糖(さとう)へおろし入れよくかきまぜ水(みづ)を入せんじにへ立  たるとき暫(しば)し休(やす)ませれば砂糖のあか残(のこ)らずかたまりて  上(うへ)に浮(うく)なり其とき細(あみ)【網】杓子(じやくし)にてすくひ去(さ)れば速(すみや)かになる  なり布(ぬの)にて漉(こ)し右のさとうを煎(せん)じつめ塩(しほ)を合せ右の  しぼり粉(こ)を入れ又よき堅(かた)さに煉(ね)りつめて鉢(はち)にいれ貯  へ置なりこれ餡(あん)の極(ごく)上々のこしらへなり    ○カステイラの方