東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 17

ページ: 17

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  鶏卵(たまご)   壱ツ   砂糖(さとう)   拾匁   温飩粉(うどんこ)  拾匁  右三品/鉢(はち)にてよく〳〵すりまぜおき鍋(なべ)のうちに厚紙(あつがみ)を  しき其中(そのなか)へどろりと流(なが)しこみ蓋(ふた)をして蓋(ふた)の上に  は至(いたつ)て強(つよ)き火をのせ置(おき)下(した)の火はいたつてよわくして  焼(やく)なり下火はあれども無(な)きがごとくぬるき火(ひ)にて焼(やく)  べし焼(やき)かげんを見るに藁(わら)すべを一/筋(すち)鍋(なべ)の中へ  通(とを)し試(こゝろ)むべし火よく廻(まは)りたる時(とき)はすべにねばりつかず 【左丁】  火いまだ不足(ふそく)なれば蘂(しべ)にねばり付としるべし  ○カステイラ鍋(なへ)と称(しやう)するものあり赤銅(あかゞね)にて角(かく)につくりたるもの   なり大小いろ〳〵ある也/若(もし)此/鍋(なべ)なきときは一/通(とを)りの赤(あか)がねの   うすなべにて行燈(あんとう)の火ざらを覆(おほひ)に用ひてもよし    ○中華饅頭(ちうくはまんぢう)   鶏卵(たまこ)大    一ツ   雪白砂糖(ゆきしろざとう)   拾匁   うどんの粉(こ)  拾匁  右三品カステイラの方(はう)の通り能々(よく〳〵)すり交(ま)ぜたる処へ