東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 36

ページ: 36

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【右丁】  欠(かく)べからずきめうの術なり    ○夏日(かじつ)酢(す)又は梅酢漬(うめすつけ)に醭(かび)を出さぬ法  夏日(かじつ)梅酢(うめず)または米(こめ)の酢(す)に筍(たけのこ)めうが生姜(しやうが)なと漬置(つけおく)事/重宝(てうはう)  なれとも四五日のうちにかび出て其/味(あしはひ)も変(へん)ずるもの也是を防(ふせ)ぐ  法は白芥子(しろげし)の細末(さいまつ)を絹(きぬ)にても布(ぬの)にても袋(ふくろ)とし酢(す)の中へ沈(しづ)め  おけは醭(かび)出ること決(けつし)てなし神秘(しんひ)の妙方なり又/夏日(かじつ)醤油(しやうゆ)  のかび出るにも此方(このはう)にてとまること妙也    ○酒(さけ)の持(もち)わるき陶(とくり)をよく酒をもたす法  酒(さけ)のもちあしく酒を損(そん)ずる陶(とくり)は夏の土用(とよう)中の節(せつ)に水を入て 【左丁】  十四五日おきて其水を捨(すて)てのち酒(さけ)を入るへし已後(のち)は幾日(いつか)  酒を入おきても酒味(しゆみ)そんする事なし    ○胡椒(こしやう)を粉(こ)にする法  胡椒(こせう)を茶わんに入ひやうたんの尻(しり)にてするべし暫時(ざんじ)に細(さい)  末(まつ)になる事妙なり是/不思議(ふしき)の妙理(めうり)はかるべからず ○諸雑門(しよざつもん)    ○墨(すみ)にて文字(もし)を書(かき)水につけ紙(かみ)はそこに沈(しづ)み文字は     水上(すいしやう)にのこり外(ほか)の紙(かみ)にておほひて其/文字(もし)をとる伝