東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 38

ページ: 38

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【右丁】    ○煎(せん)じたる茶(ちや)茶碗(ちやわん)の中にて水とわける法  丹礬(たんはん)の細末(さいまつ)を少し煎(せん)し茶(ちや)の中へ入れ攪(かきまは)せば水と茶(ちや)と分る妙也    ○竹(たけ)の筒(つゝ)に蛍(ほたる)を入/外(ほか)より其/光(ひか)り見ゆる法  青竹(あをたけ)の上下に節(ふし)をのこし錐(きり)にて穴(あな)をあけ蛍(ほたる)を其/穴(あな)より入る也  何(なに)ほと厚(あつ)き竹にても光(ひか)り外(そと)にあらはるゝこと妙也/枯(かれ)たる竹(たけ)にては見えず    ○豆腐(とうふ)に絵(ゑ)を書ておちさる法  紅(へに)にても墨(すみ)にても酢(す)にてとき古礬(こはん)を少し入/何(なに)にても豆腐(とうふ)の  上に書(かく)なり煮(に)てもはげる事なし    ○歩行(ほこう)するに股(もゝ)すれするを治(ち)する神方 【左丁】  生姜(しやうが)のしぼり汁(しる)にてあらふべし忽(たちまち)治(ぢ)する神方(しんはう)也また生  姜を袖(そで)に入れてもよし    ○草花(くさばな)より紅粉(へに)をとる法  何(なに)によらず赤(あか)き花(はな)にはみな紅(へに)あるものなり葉鶏頭(はけいとう)など  よろし是(これ)をすりをろかし絹(きぬ)にてこし其/汁(しる)に松(まつ)のみどりを入  是を土(ど)なべにて煎(せん)ずれば紅粉(へに)はそこにとゞまる也是に烏梅(うばい)の  汁を見合(みあはせ)に入れ常(つね)の紅粉(へに)を取(とる)やうにしてとるなり若(もし)道具(たうく)  なければ金(なか)どふしの中に羽二重(はふたへ)をしき是(これ)へ汁(しる)を入て水を  たらし紅粉(へに)を取(とり)用ゆるときは常(つね)の酢(す)にてもとき古礬(こはん)少し入