東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 41

ページ: 41

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【右丁】  うこんの粉弐匁右/鍋(なべ)に入/煎(せん)じ粕(かす)をさり鉢(はち)に入少し  さまし其中へ右の糸(いと)を入れいまだ乾(かは)かざる中(うち)に渦巻(うづまき)にし用    ○花(はな)の露(つゆ)の法  大茴香(おほういきやう)     三匁  香丁(かうてう)      三匁五分  山奈(さんな)      壱匁五分  甘松(かんせう)      壱匁五分  いばらの花   拾匁  白(びやく)だん     弐匁五分 【左丁】  右六味/極(こく)末(まつ)にし美(み)りん酒(しゆ)をすこしふりかけ能(よく)しめしたる  ものを渋紙(しぶかみ)につゝみ一時(ひとゝき)ばかり其儘(そのまゝ)かまし置取出し晒(さらし)もめん  につゝみ蘭曳(らんびき)の中段(ちうたん)に入おき下段へは水を十分に入れ猛(つよき)    【ランビキ 薬油や酒類などを蒸留するのに用いた器具】  火(ひ)にて焼(やく)なり上段の水は度々(たび〳〵)に仕(し)かゆべし    ○天井(てんしやう)の絵(ゑ)を写(うつ)しとる術  高(たか)き天井の張(はり)付(つけ)の絵(ゑ)または文字(もし)にても下(した)にて写(うつ)すに  一筆(ひとふで)〳〵上(うへ)を仰(あを)げはうつし難(かた)く是を写(うつ)すには鏡(かゝみ)を壱□【面ヵ】  下におけば是へ天井の絵(ゑ)にても文字(もし)にてもよく写(うつ)るな□【りヵ】  是を見て書(かき)写(うつ)すべきなり誠に妙なり