東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 45

ページ: 45

翻刻

【右丁】   丁子(てうじ)      五分   甘松(かんせう)      壱匁   白檀(ひやくだん)      壱匁   欝金(うこん)      三分   薫陸(くんろく)      壱分   杉(すき)のけし炭   三匁   焼塩(やきしほ)      五分   右八味 極(こく) さいまつ練蜜にて調合するなり    ○薫物(たきもの)を調和(こしらへ)する練蜜(ねりみつ)の法 【左丁】  蜜四拾匁に水/小茶(こちや)わんに一はい入/一昼夜(いつちうや)ばかり鍋(なべ)にて  そろ〳〵と煎(せん)じ冷(ひや)して壺(つほ)に入(いれ)口(くち)を紙(かみ)にてよく封(ふう)じたくはへおき  年月(としつき)をふりほど能(よく)熟(しゆく)してよしとす一切の薫物(たきもの)是を以て  調合(てうこう)すべし香気(かうき)をますもの也    ○花生竹(はないけだけ)のきりやう  花生竹(はないけだけ)を切るにとかくゆがみ安(やす)きものなり是(これ)をゆがまぬやうに  きる法(はふ)は厚(あつ)き紙(かみ)壱まいを弐つに折(をり)て墨打(すみうち)しておきさて  此/紙(かみ)を随分(すいぶん)むらなきやうによく〳〵糊(のり)を付て竹(たけ)へはり付この  紙の墨打(すみうち)のたがひなきに挽(ひく)べしゆがむ事なし