東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

鼎左秘録 - 翻刻

鼎左秘録 - ページ 46

ページ: 46

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【右丁】    ○朱(しゆ)を以(もつ)て水銀(すいきん)を製する方   極製朱(こくせいしゆ)        半斤   けやき灰(ばい)    《割書:細末|》 壱合   シャ〳〵キ《割書:ノ》灰 《割書:同 |》 壱合   寒水石(かんすいせき)     《割書:同 |》 三両   明礬(めうばん)      《割書:同 |》 壱両   燈(とも)し油        五勺  右六味ともし油をもつて先(まつ)朱(しゆ)を煉(ね)り是を厚(あつ)き紙(かみ)に  膏薬(かうやく)をのはす如くに延(のば)し微火(びくは)にて少しあぶりあら乾(かわ)き 【左丁】  したるものを鋏(はさみ)にて細(こま)かにきり釜(かま)に入るなり尤釜の底へ  けし炭(すみ)を壱合あまりしき其上右六味のものを追々(おひゝ)に  入れて第(たい)一の上へは明礬(めうばん)と寒水石(かんすいせき)とを多分にふり  かけ置也文武火にて次第(したい)につよき火にして焼也   右/水銀(みづかね)釜(かま)は京都市中にはなきものなり    伏見街道二の橋北詰東側火鉢屋安兵衛方にて此釜を製す   朱座 京都烏丸丸太町下ル町    極製朱 《割書:壱両|》代三匁二分  光明朱 《割書:同》代壱匁八分    本朱  《割書:同 |》代壱両弐分  右定直段古今高下無之事