翻刻
【右丁】
松茸(まつたけ)のたくはへの法 卅七
柿(かき)のたくはへの法 同
辛味大根(からみたいこん)のなき時(とき)からくする法 同
餅(もち)にかびの出(いで)さる法 同
酢(す)に白衣(かひ)の生(しやう)せざる法 同
弁当重箱(へんたうちうはこ)に煮(に)たる物(もの)入て移香(うつりが)せぬ法《割書:幷》損(そん)ぜぬ法 三十八
夏日(なつのひ)酢(す)又 梅酢漬(うめすづけ)にかびを出さぬ法 卅八
酒(さけ)もちの悪(あし)き陶(とくり)をよくもたす法 同
胡椒(こせう)を粉(こ)にする法 卅九
【左丁】
○諸雑門
水上(みつのうへ)に墨(すみ)にて文字(もし)を書(か)く法 卅九
白紙(しらかみ)を火(ひ)に炙(あぶ)りて文字(もし)をあらはす法 四十
白紙に火(ひ)をつけ文字(もじ)ほりぬきになる法 同
白紙を水(みづ)につけ白(しろ)き文字(もじ)あらはるゝ法 同
煎(せん)じたる茶(ちや) 茶碗(ちやわん)の中にて水(みづ)と分(わか)る法 同
竹筒(たけのつゝ)に蛍(ほたる)を入れ外(そと)へ光(ひかり)を出す法 同
豆腐(とうふ)に絵(ゑ)にても字(もじ)にても書(かき)て落(おち)ざる法 同
歩行(ほこう)するとき股(もゝ)ずれを治する法 同