賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

神宝列立の次第にいたるまて必御叡覧ありて 参向あるおもき儀申もさらなる御事也 《振り仮名:祭 ̄ノ|〽[朱]》日は卯 月中酉也然に和銅の帝の詔ありしより山城 ̄ノ国 司よろつ祭 ̄ノ具不足 ̄スル哉を検校してかりにも軽怠 ある事なし祭以前僧尼重軽服人不可参 内《割書:云| 々》 未の(〽[朱] )日或は申日に諸衛府に警固の義を 仰られて陣を固て必警固の事ありたとひ依 _レ有_二觸穢_一祭は停止ありとても猶警固あり是は 国祭あるのゆへ也《割書:云| 々》 国祭(〽朱] )は中申日也此日関白 賀茂詣事あり幣帛神宝のから樻雲客等 前駈(セング)につらなり卿相 扈従(コシヤウ)あり其外舞人 陪従(〃 〃 ) 官人おほく供奉しつらなりて参らせ給ふもとより 當祭には葵桂を冠にかけ給ふ往昔(ソノカミ)神詫の霊 現なる御告ありし御ゆへ也と《割書:云| 々》殿下も是をかさし 給ふて乗車にて御参詣也 御(ミ)琴-持菅-笠《振り仮名:深-沓|フカグツ》を めし具せらる例也社頭にて御奉幣あり葵桂を 祢宜持参りて捧れは拝しかさし給ふ東 ̄ニ-遊求 子するか舞なと舞人奏て社つかさ神酒をま いらす三献の御かはらけめくる天禄年中謙徳公 まいらせ給ふ是や始なるかく執柄の詣給ふは国の