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方暗くなりて御神 現(ゲ)形(〃 )まし〳〵告-宣(ノタ[マハ])く我 ̄ハ是
賀茂の神也当社に冬の祭なくて物うく
覚るに臨時の祭を給はるへし此契約を申
さんために現形し侍りぬと仰られけれは答
のたまはく我に宣告給ふてもすべなき身に
候へは帝へ申させ給へとありしかは思ふやうありて申也
たかへ給ふましとて御形見えすあからせ給ひしかは
忽霧晴わたれりけるに侍従の大君かたしけなく
恐み給ひ奇異の思ひをなしおはせしに其時の
当帝は清和帝第一の親王にて陽成院と申
せし御代也九歳にして御即位なり御母后御はら
からにて昭宣公摂政し給ふ然に此帝叡心御物
ぐるほしくて帝道にかなはせ給はぬ御事をのみ
好せ給ふけれは摂政誠を尽し諌させ給へとも改随
給されはたすけ侘させ給ひて公卿僉議に及ほし
既御位をすへらしめ給ふて次の帝にいつれかと
議 ̄リ-問給て帝徳にもかなひ給ふ聞えあれはとて小松の
帝いまた式部卿親王と申てかすかなる躰にておは
せしを御位に迎つけ給へりしか三年はかり御位にて
其御子の末に王侍従と申に御(ヲ)譲(〃 )-位ありて宇多の