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《割書:第五|》行幸官幣御幸《割書:附|》祈願霊験等
聖武(〽[朱] )皇帝 ̄ノ神亀三年七月《割書:乙| 未》使を遣し幣を賀茂
神に奉らしむと《割書:云| 々》桓武(〽[朱] )天皇延暦三年六月《割書:壬|子》
参議近衛中将正四位上紀朝臣船守を遣して賀茂太神に幣を
奉り遷都(ミヤコウツリ)の由を告らるかくて此京繁昌して廿余年
をへて後同天皇延暦廿五年三月《割書:辛| 巳》に崩御なりて
同《割書:乙| 未》の日山城国葛野 ̄ノ郡宇多野を山陵(ミサヽキ)とせらる其
地西北両山に火ありておのつから《振り仮名:◦|焚(モヘ)て》日の光なし大井比-叡小【注】
栗栖野等の山共焼 ̄テ烟灰四方に満て京中昼 ̄ノ昏し
今上おほすらく山陵(ミサヽキ)に定る地賀茂 ̄ノ◦(御)神に近し
疑らくは是御神の灾火を致給ふならんか即詔 ̄ノリして
卜(〃 )筮(〃 )【左ルビ:ミウラ】に決せしむ果して有_二神 ̄ノ崇_一《割書:云| 々》帝 ̄ノ曰(ノ )初 ̄メ山-
陵の地をうらなはしめし時筮は従ふといへとも亀 ̄ノ-卜(ウラ)
従(シタガハ)はさる也仍今 灾(〃 )異頻に来れり不慎はある
へからすとて即御みつから賀茂神に祷祈し給ふ
事厳重なりしかは灾火忽に消滅しぬと《割書:云| 々》
平城(〽[朱] )天皇御宇大同二年五月三日《割書:庚| 寅》賀茂御祖神
別雷神並に正一位を授奉《振り仮名:〃|ら》る嵯峨(〽[朱] )天皇弘仁六年
八月三日伊勢賀茂両御神へ霖雨晴さる御祈として
幣使(ミテグラツカヒ)を奉らる同九(〽[朱] )年十月《割書:己| 未》山城国貴ふね神
【注 「大井、比叡、小野、栗栖野等」ヵ】
【十二行の「有_二神 ̄ノ崇_一《割書:云| 々》帝 ̄ノ曰(ノ )初 ̄メ山-」の二、ノ一、-は朱書】