賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 44

ページ: 44

翻刻

 《割書:第五|》行幸官幣御幸《割書:附|》祈願霊験等 聖武(〽[朱] )皇帝 ̄ノ神亀三年七月《割書:乙| 未》使を遣し幣を賀茂 神に奉らしむと《割書:云| 々》桓武(〽[朱] )天皇延暦三年六月《割書:壬|子》 参議近衛中将正四位上紀朝臣船守を遣して賀茂太神に幣を 奉り遷都(ミヤコウツリ)の由を告らるかくて此京繁昌して廿余年 をへて後同天皇延暦廿五年三月《割書:辛| 巳》に崩御なりて 同《割書:乙| 未》の日山城国葛野 ̄ノ郡宇多野を山陵(ミサヽキ)とせらる其 地西北両山に火ありておのつから《振り仮名:◦|焚(モヘ)て》日の光なし大井比-叡小【注】 栗栖野等の山共焼 ̄テ烟灰四方に満て京中昼 ̄ノ昏し 今上おほすらく山陵(ミサヽキ)に定る地賀茂 ̄ノ◦(御)神に近し 疑らくは是御神の灾火を致給ふならんか即詔 ̄ノリして 卜(〃 )筮(〃 )【左ルビ:ミウラ】に決せしむ果して有_二神 ̄ノ崇_一《割書:云| 々》帝 ̄ノ曰(ノ )初 ̄メ山- 陵の地をうらなはしめし時筮は従ふといへとも亀 ̄ノ-卜(ウラ) 従(シタガハ)はさる也仍今 灾(〃 )異頻に来れり不慎はある へからすとて即御みつから賀茂神に祷祈し給ふ 事厳重なりしかは灾火忽に消滅しぬと《割書:云| 々》 平城(〽[朱] )天皇御宇大同二年五月三日《割書:庚| 寅》賀茂御祖神 別雷神並に正一位を授奉《振り仮名:〃|ら》る嵯峨(〽[朱] )天皇弘仁六年 八月三日伊勢賀茂両御神へ霖雨晴さる御祈として 幣使(ミテグラツカヒ)を奉らる同九(〽[朱] )年十月《割書:己| 未》山城国貴ふね神 【注 「大井、比叡、小野、栗栖野等」ヵ】 【十二行の「有_二神 ̄ノ崇_一《割書:云| 々》帝 ̄ノ曰(ノ )初 ̄メ山-」の二、ノ一、-は朱書】