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貴ふねは当社の摂神たりと云へとも水徳の御神なれは
雨の御祈は必官幣使を奉らる弘仁(〽[朱] )九年五月に貴ふね
も大社の宣に預り給ふ
円融(〽[朱] )院 ̄ノ天禄二年九月廿六日摂政右大臣賀茂御神
に詣給ふて宿夜こもりまし〳〵て御祈あり
天延(〽[朱] )三年四月十四日丙辰内裏微穢ありて七月二日
大祓行れて賀茂御社へ幣帛を奉らる
貞元(〽[朱] )々年四月廿五日辛酉賀茂祭に斎院いまた社頭の
本院に入せ給は《振り仮名:すより|されは》て【すよりての左に「〃ヽヽヽ」有】御供奉の事なし仍今日太政
大臣堀川の第より賀茂参詣あり弁少納言供奉の事ありと《割書:云| 々》
天元(〽[朱] )三年十月十日天下のます〳〵泰平にして五
穀豊年に万民安く平けく守り給へと御代の御
祈として行幸なりおはしまし御みつから御幣奉ら
せ給ひ神馬宝物等例のことしと《割書:云| 々》
一條(〽[朱] )院永延元年五月廿一日雨の御祈に勅幣を貴ふね
丹生に立らる使蔵人也今日右大臣《割書:為光公|》賀茂社に参
詣し給ふ供奉の四位四十人五位三十◦(余)人六位三十余人前をかると《割書:云| 々》
同年(〽[朱] )十月十一日に宮幣を石清水賀茂へ奉らる同年
十一月八日には石清水に行幸なりて同十(〽[朱] )二月十五日に
賀茂行幸あり是より御代々の帝の恒例として