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御即位ありてはかならす両社行幸とて石清水賀茂
にまいらせ給ひ御幣宝物品〳〵奉られ舞人走馬なとの
事ありける同二(〽[朱] )年四月廿二日戊申の日摂政の
御参詣あり是則天下の庶務(シヨム)を摂(トリヲサメ)給ふゆへに御祈のため也《割書:云| 々》
永祚(〽[朱] )元年二月廿八日又摂政二条の第より当社に
詣給ふ内大臣以下参向あり殿上人を舞人として
舞楽を奏し給ひ神たからしな〳〵あくるに及
はす四位二人五位八人供奉に具せられける
正暦(〽[朱] )二年六月廿四日日をへて雨ふらされは御祈の
御てくら奉らるゝ時黒雲山岳にくたりて雨ふりぬと《割書:云| 々》
同五(〽[朱] )年二月十七日祈年穀の幣使を奉らる又長(〽[朱] )保四
年三月廿六日に当帝御祈願の事ありて行幸おはしましぬ
三条(〽[朱] )院長和二年両社行幸あり
後一(〽[朱] )条院寛仁元年十一月廿五日御願によりて当社
行幸あり当帝の御母后は上東門院と申奉る此時
御《振り仮名:〃|同》車にてまいらせ給ひ幣物なと奉らせ給ふ其
時の斎院は選子内親王と申せしか斎の神
館に立よらせ給ふかと待せ給ひけるに紫野より
還幸なりしあくるあしたに内親王より
よみてつかはされし御哥