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給ふ時次将御輿を退れは《振り仮名:鈴-奏|スヽノ 》あり次に名(ナ)だい
めんの事ありて御本殿に入おはします也と《割書:云| 々》
次奉行職事をして行幸の行事の賞を
仰らる
社司の賞は
神主重保《割書:追申請へきよし也|》
自余上下の社司は社家の注進ある交
名皆一階を給ふと也《割書:云| 々》 《割書:私云此次第の内所々|追加にて大様同【朱書】》
社記(〽[朱] )云建久九年二月廿六日賀茂社御幸あり奉行
権左少弁長房朝臣也後白河院の例を以て
諸事沙汰し調へきよし仰らると《割書:云| 々》先下社へ参らせ
給ふ事例のことし次上社へむかはせ給ふ南の鳥
居より下御なりて細殿の御所に入せおはします
舞殿に御拝の座をかまへてこゝに移り着せ
給ふて上卿幣を奉られ両段再拝おはしませは
上卿給り伝へて社司に給れは社司神前にたて
まつりかへり祝詞申おはれは細殿に入御なりぬ神
馬を引めくらす《割書:舞殿を|めくる》《振り仮名:供-御|〃 〃 》の◦(御)事は御破子《割書:云| 々》御(ミ)
続経所の屏の内に進物所を儲たり兼又細殿
の御所の東頭にかり屋をかまへて上卿の座と