賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 68

ページ: 68

翻刻

さて次第に成あかりて二位宰相まてのほ りて(られ)【「りて」の左に「〃〃」有】 侍り是併大明神の利生也と《割書:云| 々》 土御(〽[朱]  )門院元久元年十一月十三日辛未行幸 御代(ミヨ) 始也 《振り仮名:同 ̄キ|〽[朱] 》御宇元久二年三月十二日 太上(〃 〃 )-皇御幸 同年(〽[朱]  ) 六月五日河上御幸此時御馬拾三疋社司に下さるゝと《割書:云| 々》 又建(〽[朱]  )永元年三月十九日上皇御幸 同年(〽[朱]  )五月 四日廿二社に奉幣使を立らる但疱瘡の御祈に依てなり 同年(〽[朱]  )六月廿二日 軒(コン)廊の御卜ありて賀茂社奉幣使 を立らる齋院《割書:礼子|》の御不豫【豫に左ルビ:病也】の事によりて也 又承(〽[朱]  )元々年三月七日上皇御幸橋殿をしつらひ御所と して和哥の御会あり出題   海辺帰鳫 春雨 社頭夜風 なりと《割書:云| 々》 同年(〽[朱]  )八月十三日又御幸 同年(〽[朱]  )九月七日幣使を 立らる是又疱瘡の御祈とみえたり 同年(〽[朱]  )十二月十九日又御幸ありて種々の御遊覧あり 時に神主幸平上鞠に候す此時の管絃に上皇 御琵琶を遊はさるゝのよし社記に見えたり 同二(〽[朱]  )年三月廿五日幣使を立らる三合《割書:日月星ノ合天象也|》の御慎によりて 也 同年(〽[朱]  )十一月十五日又御幸 同三(〽[朱]  )年六月十日又御幸 ありて御神楽ありと見えたり