賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 81

ページ: 81

翻刻

火きう(急)にいのらす此こゝろをのつから くはんたい(緩怠) に似たるといへとも ひたう(非道)よこしま(邪)の ねんりき(念力) たとひ(縦)つよく(強)とも神道いかてか邪をうけ正を 捨ん もし(若)ひたう(非道)の念力つよきによりて正道を たのむ心くはんたいの とか(咎)になりてこれを すて(捨)は 人 いよ(弥)〳〵きほう(偽謀)をさきとして国たちまちに ほろひうせん しか(然)あらは正直の神何を もち(以)てか そのめいをつき其かたちをのこさんや わくわう(和光)の ちかひ(誓)をそらくはむなしきにあるへし神もし 邪ねをいをうけすは我ねい(侫)しんをもたす我ねい 心をもたすは神又捨給はんやいのる所わたくし なくは神かん座をたゝすしてそのしるしを 見せ給へいのる所もしわたくしましはらは我とか(咎) を かうふ(蒙)らん事いさゝかもいたむ所にあらすたゝ 神に身をまかせたてまつりてさらに身をわたくし にせすこの心を あきらけく(明)かゝみ(鑑)給ひてあやまる 所なくは しやねい(邪侫)を万里にしりそけてせいち よくのみちをすゝめ治天の うん(運)たちまちにひら けん大明神この しやう(状)を たいらけく(平)やすけく(安)き こしめして夜のまもり日のまもりにまもり