賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 93

ページ: 93

翻刻

あらはすにあたはすあらまし 勅宣ありし 社記の趣ともをかつ〳〵注進つかうまつり候 淳和(〽[朱]  )天皇御宇天長元年四月《割書:甲| 午》日祝部 ̄ノ牧麿 を以て正一位勲一等鴨別雷大神の祝に補らる と《割書:云| 々》又承和仁寿貞観にいたりて賀茂大神 の祢宜賀茂県主広友益雄 門(カト)麿等外従五位下 に叙らる 光孝(〽[朱]  )天皇仁和二年賀茂県主貞基をして 別雷大神の称宜に補らる醍醐天皇御宇延喜 十一年に忠実朱雀院御宇天慶五年に在樹 同六年六月廿六日に忠 主(ヌシ)権祝たるを正ね宜に転 任せらる此後村上天皇天暦九年に在実この 在実祢宜の時社頭鳥居のほとりにて往古の 銭七百八十二文掘出し公家に奉る其銭の文 和-銅開-珎、万年通宝、神-功開-宝、と三の文あり 神祇陰陽寮をして是をうらなはしめらる通用 すへきやいなやの事又諸道の博士に仰て勘しめらると《割書:云| 々》 同天(〽[朱]  )皇天徳二年六月五日に忠成祢宜に補らる 円融(〽[朱]  )院御宇天延二年に貴ふね祢宜より忠頼 当御神の称宜に転補せらる哥人にて金葉集に 【和-銅開-珎、万年通宝、神-功開-宝、の「、」は朱書】