賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第57冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第57冊 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

 取扱ニ而終ニハ賀茂社中之差図ニ相従ひ又其翌年  及出入候処前年之趣ニ而事相済賀茂之社中へ  済状之一札を出し置候此文言ニも此已後賀茂御  社中之御差図ニもれ申間敷候若違背仕候ハヽ如何様共  可被仰付との一札出し置此節賀茂之差図を  背キもあまつさへ本所を相手取致出訴候段重々  不届之義ニ候畢竟賀茂社中神社だけニ而事  柔和ニ而何事も公儀へなけかけ被置候武家か  或ハ外之本所ニ而候へ者其方共其分ニ致置候義ニ而ハ  無之義也本所結構過而帰而其方共勝ニ乗候  ものと被存也達而相願候へハ水ハ外へ成其方共  御大法を破候故其御咎急度被仰付候筋有之候  いかゝ返答哉とかく先賀茂之差図ニ相従ひ  当年も致水分其上ニ而是非〳〵難義之筋も候ハヽ  御願可申候先右之通いたし可然候夫共其旨承引  不仕候ハヽ得心難仕段書付御取可被成候書付御取  被成候へハ殊之外難儀ニ相成候由段々申渡候処  罷帰り一統へ申聞其上御趣可申上候暫日延之  義願候故格別ニ延引致候義ハ不相成候賀茂之  社中へも此方ゟ申遣其方共呼ニ遣し一通り被相尋  致和談候ハヽ其通り可被申付旨申遣し候定而従  賀茂呼ニ参可申間早々罷越可致和談儀申付候