翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

新板替道中助六 : 3巻 - 翻刻

新板替道中助六 : 3巻 - ページ 14

ページ: 14

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【枠内】 せき 【本文】 助六は道中 みち〳〵いろ〳〵と むだなせにを つかひしゆへ ろぎんことの外 とぼしくなり この所まで うりたる【かりたる?】 かごのさかての やりやうが すけない とて くもすけ ども てんでに いきづへ かいこんで 助六をおつとり まく あげまきは おくればせに おいつきしが 此ていをみて 大ぜいの中へ わつて入り さかてを のぞみほど 【左ページへ】 とらせければ やう〳〵くも介 どもはなつとく してかへり ける 助六 「めいぶつのなんぜんじ どうふで山やとうふを 思ひ出す一ツはいせしめ うるしとですは【?】 なる まひ 【右ページ・枠の下】 アリヤ〳〵〳〵 〳〵〳〵 【右ページ・下】 【ここから】 日にやけて くろひも あり さけを のんで あかいも ありふんつまり がしてあをいも ありあるひは 白なまつ又は わうだん やみもあり 五 色(しき)五の 【ここまで別刷りにて確認】 雲(くも) すけ ども とり まく 【すぐ上へ】 「このあけまきに そなたしゆのやうな へらぼうが あたると このかい どうを くらやみに するぞへ 【助六のお芝居に、あげまきが助六を追ってからかばって「わたしに傷でもつけたら吉原中が暗闇になる」と啖呵を切るシーンがある。】 【左ページ中段】 アリヤ〳〵〳〵 〳〵〳〵 【左ページ下段】 助六 ほとのものも ぜにといふ 大てきには うしろを みせ あまり あはてゝ あげまきか うちかけと まちかへ とめ女の まへだれの うちへ かくれ 大きに くさがる 【お芝居ではあげまきが助六を意休の目から隠すために自分の着物をかぶせるシーンがある】