翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

砦艸 - 翻刻

砦艸 - ページ 49

ページ: 49

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莪木(がおゆつ)硫黄(ゆわう)等分(とうぶん)胡麻油(ごまあぶら)にて傅(つく)る二日ほとして 治(ぢ)すしかれとも必(かならす)早(はやく)傅薬(つけくすり)は忌(いむ)又 内攻(ないこう)したらんと 覚(おほえ)たらは愈(いえ)たる痕(あと)に備急円(びきうえん)をすり傅吹出す事 を望(のぞ)むへし 【上部欄外】 薬湯 【本文】 入湯の方 荊芥(けいがい) 防風(ばうふう) 薄荷(はつか) 《割書:各三十匁|》   生杉葉(なますきのは) 生忍冬(しようにんどう)《割書:各二百目|》 塩(しほ)《割書:一合半|》  右大 鍋(なべ)にて三 番(はん)まて煎して七日入る外に湯  の花 硫黄(いわう)《割書:三十匁|》 木綿袋(もめんふくろ)に入ひたしてたゝき付る 【上部欄外】 脱肛 【本文】 脱肛(たつこう)の方 霊天蓋(れいてんがい)【左ルビ:しやれこうべ】細末(さいまつ)して油にて塗(ぬ)る 又方 石胡姜(はねひりくさ)をもみつける橐吾(つはふき)の茎(くき)葉(は)ともに  せんし洗(あら)ふ煙草(たはこ)の事は前(まへ)に記(しる)す熊膽(ゆうたん)をとき  つける一角(うにこうろ)をつける牛糞(うしのふん)を焼(やき)てあたゝめる 【上部欄外】 臁瘡 【本文】 臁瘡(すゆくさ) 青漆(せいしつ)の桐油(とうゆ)合羽(かつは)の紙(かみ)にてくるみ置  橐吾(つはふき)の葉を火上にあたゝめ包(つゝ)むもよし  蕺菜(どくだみ)の根(ね)をのりにおしまぜつくる 【上部欄外】 毒刺 【本文】 海鷂魚(あかえい)の針(はり)にさゝれたるは樟(くすの)木に煙(けむ)せて立地(たちところ)に