翻刻
【右丁上段】
色(しき)紙(し)短(たん)冊(じやく)之(の)書(かき)様(やう) 同寸法
【四角枠内 縦書き部分】
竪 大 六寸四分
小 六寸
【四角枠内 横書き部分】
横 大小共に
五寸六分
【四角枠の下】
此色紙の図は
三光院殿(さんくわうゐんでん)御説也
【四角枠左】
○御宸筆(こしんひつ)の短尺(たんじやく)ははゞ二寸長壱尺一寸八分
○御製(ぎよせい)を平人の書時ははゝ一寸九分八分にも長一尺一寸六分
○平人短尺ははゞ一寸八分長一尺一寸五分又一寸六分一分二分も
△短冊(たんさく)に哥書様の事三つに折て三つ折の上の
折目の上一字あけて書始書留りは下七分あく様に
書留ル下の句は上の句に一字さげて筆を立て留は
上の句の留と同じ名有時は上の句の留りに一字上にて留
【四角枠右】
○此折目の一字上より書始也
【四角枠内】
ほの〳〵とあかしのうらの朝霧に
しまかくれ行舟おしそ思ふ
【四角枠右】
○題(だひ)有哥 《割書:若題あらば上の端より三分程を|明《割書:ケ》題(だい)を書上の折(をり)めより三分明哥を書《割書:ク》》
【四角枠内】
千代 我道をまもらば君を守るらん
よはひやゆづれ住吉の松 定家
【右丁下段】
源氏(けんじ)六十 帖(でう)目録(もくろく)《割書:并ニ本哥|五十四首》
きりつぼ せきや まきばしら しゐがもと
はゝきゝ 絵あはせ 梅がえ あげまき
うつせみ 松かせ 藤のうらば さはらび
夕がほ うす雲 わかな やどり木
若むらさき 朝かほ 同下之巻 あつまや
末つむ花 おとめ かしは木 うき舟
紅葉のか 玉かづら よこぶえ かげろふ
花のゑん はつね すゞむし 手ならひ
あふひ 小てふ 夕ぎり 夢のうき橋
さか木 ほたる みのり 山路の露
花ちる里 とこなつ まぼろし けい図
須磨 かゝり火 にほふ宮 目安
あかし 野あき かうばい 同中の巻
みほつくし みゆき 竹かは 同下の巻
よもきふ 藤ばかま はしひめ 引哥
【左丁下段】
桐壷(きりつほ)
いとき
なき
初(はつ)もと
ゆひ
に
ながき
よを
契(ちぎ)る
心(こゝろ)は
むすび
こめつや