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とおほせられければはしりむかひてすゝみ出て
いふやうかへす〳〵思ひかけぬ申事にては候へども世
にあさましきやまひをもちて候をそれによく療
治のやうをしらせ給たるよしうけ給はり候間無礼を
わすれてまいりて候といひければ孝道朝臣何事
にか候といへばいとすゞろぎてとみにいひもいださず
とばかり有てべちの事には候はずへのいたくひ
られ候也立はたらくにしたがひてすゞろにひられ
候へばはれにてもえひかへ候はず御所にてもつかうま
つられ候へばかつはひんなきかたも候いかゞつかうまつる
【上欄書入れ】27
【柱】古今巻十六 〇廿五