← 前のページ
ページ 1007 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻十六 〇廿六
者(しや)法師きゝとがめておやまきの聖覚やはら
まきの聖覚やなどねめつゝ見かへりかへりに
らみけりつゐぢつきをのるにてはあれども
たうざにはしうをのるとぞ聞へけるかゝる不/祥(しやう)
こそ有しかと彼法印人にかたりて笑けり
【544】外宮権禰宜/渡會(わたらへ)の神主/盛廣(もりひろ)三河国なる
女をむかへて妻(つま)にしたりけるにかの女がつかひける
ものゝ中につくしの女ありけりそれを此盛廣
こゝろにかけてひまもがなと思ひけれどもたより
あしくてむなしく過けりある時思ひかねて妻に