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翻刻
【柱】古今巻十六 〇三十一
其となりさかしらぞとこたへたりけるおかしかり
けること也
【549】此比天王寺よりある中間法師京へのぼりける
道にて山ぶし一人又いもじする男一人行つれて上り
けるをの〳〵三人あゆみつれて行に今津辺(いまづへん)にて
日くれてげれば三人一宿にとまりにける家のあるじ
は遊女にてぞ侍りけるをの〳〵打やすみてねぬれば
あるじもぬりごめに入てねにけり人しづまる程に
此山ぶしおきゐてかみをもとゞりにとりけりいもじ男
はたゞよくねいりぬ法師はそらね入して此山ふじが