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ぬかんとするぞすみやかにやくそくのまゝに給はる
べしとせめかければいもじあきれさはぎていかに
も〳〵さる事侍らずいかにかゝる無実(むしつ)をばげに〳〵と
の給ふぞとこたへゐたれ共あへてもちゐず何とわ
ぜうめいふぞとしはよりたれ共ちうほうは六寸ばかり
にてわかき物よりはしたゝかにしたりつるはといふ
にいもじ聞もあへずあなみやうが天道神仏は
おはしましけるぞ是見給へ六寸の物はかゝるやう成
物かとてわづかなる小まらのしかもきぬかづきした
るをかき出したりければ君いふ事なかりけり隣(となり)
【上欄書入れ】35
【柱】古今巻十六 〇三十三