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翻刻
【柱】古今巻十六 〇三十八
さやうにもし給ひたらめ本は候はんそれを返し給ら
んといへば智了房其事に候其本をも紙みそうつ【味噌水】
にみなつかうまつりて候をはいかゞして候べきといへりけ
りともかくもいふはかりなくてやみにけりぶさた
の名を付けれども以の外にさたきゝてぞふる
まひたりける
【556】坊城(ばうじやう)三位入道/雅隆(まさたか)のもとに正月朔日ふかくさかは
らけ持てまいりたりけるに酒などのませてくはし
とらせけるにもちゐかゞみをぐしてとらせたりけるを
あまりによろこびてことしよりはおほやけわたくし