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にもかの句入らすかだ〳〵おかしきいひやう也たゞしみな
これを詠じあひけり
【559】孝道入道仁和寺の家にてある人と双六をうちけるを
となりにある越前房(ゑちぜんばう)といふ僧きたりて見所(けんしよ)すとて
さま〴〵のさかしらをしけるをにくし〳〵と思ひけれども
物もいはでうちゐたりけるに此僧さかしらしさして
立ぬかへりぬと思て亭主此越前房はよきほとのも
のかなといひたりけるにかの僧いまだかへらで亭主の
うしろに立たりけりかたきまた物いはせじとて亭主
のひざをつきたりければうしろへ見むきて見れば此僧
【上欄書入れ】42
【柱】古今巻十六 〇四十