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翻刻
【柱】古今巻十六 〇四十一
よりたるものにてゆゝしくわづらひて日数へてぞ
よくなりにけりいたく私宅【支度】のすぐれたるも身に
引かづくこそおかしけれ
【562】壬生(みぶの)二品/家隆(いへたか)の家にてある人の子を男になす事
侍り隆祐(たかすけ)朝臣の子になしてやがてかの朝臣加冠は
しけり名をば何とか付(つく)べきなど沙汰しけるをあつみ
の三郎/為俊(ためとし)といふ田舎(いなか)さふらひ聞て進み出ていひ
けるは此殿に御一家はみな隆(たか)の字をなのらせいへたか
とや付参らせらるべく候らんとゆゝしくはからひ
申たりけるにていふを人々わらひのゝしる事かぎり