Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 1043

ページ: 1043

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   【柱】古今巻十六       〇四十四 てとくたゞひとり永親がもとへ行ける程にわすれ てゑぼうしをもせでもとゞりはなちながら門(かど)をあ ゆみ入けるを人々見てふしぎの事かなと笑(わらひ)あひ けれどもことばにいふ事なければ我事とは思ひもよら である程に朝日のかげにもとゞりのうつりて見へけれ ばはじめてさどりてかしらをさぐるにゑぼうしなかり ければあはてまとひてはしりかへりにけるうしろす がたおもかげさこそおかしかりけめ 【568】将軍入道殿はじめて上洛の時清水の橋を渡り たりけるにいづれの武者の分にてか有けんしろき