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まんとだに思はゞ仲正いかにまもる共それにさはらじ
といふより何をあたにか思ひけん仲正が事を嘲(あざけ)り
おこづくやうにいひければかたへはことばすぐなにて
やみにけり此事たれか中/言(こと)したりけん仲正かへり
聞てやすからね事也おのこどもいかゞすべきかれ弓
矢のもとすえしらずかたきにあたはねばよしなき事
なれどさりとてはやすからずことがらはかりおとさん
と思ふ也といひあはせければいとやすき事也とて
夕闇(ゆふやみ)の比殿下より出けるを待うけて車より引
おろしてさることいはじと怠状(たいでう)をせさせけり是
【上欄書入れ】50
【柱】古今巻十六 〇四十八